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鹿やイノシシ、なぜ増える??3 [あ~~、何てことを]

鹿とイノシシについての3回目です。


人も動物も元気でいるためには、塩分や筋肉を動かすためのカルシウムなどのミネラルが必要です。

柵に囲われた家畜には、人がこれらを与えます。

野生動物の場合、海に近い所に住んでいれば問題はありませんが、人里離れた山奥に住む動物には大問題です。

しかしそんな動物たちは、塩分やミネラルが多く含まれる土や水がある塩場(なめ場とも)と呼ばれる場所を知っていて、そこに時々行って必要なミネラルを補給するようです。


しかし塩場はそれほど多くなく、特に冬場で塩場が雪に埋もれると、掘る力が弱い子供などはミネラルの補給がままならくなりますので、元気に活動が出来なくなります。

数少ない冬でも使える塩場があれば、そこから離れることができずに行動範囲は狭まることになり、その付近のエサを食べつくすと、今度は空腹のため餓死してしまうことになります。

ひょっとしてこのミネラルの補給量は、オオカミの襲撃や人による狩りなどより、鹿やイノシシの数や生息地域を制限する大きな要素だったのかもしれませんね。

しかしこのことを逆から見れば、塩やミネラルがGETできれば、野生動物(特に子供)は冬を元気に生き残れるということですね?

「元気があれば、何でもできる!」と言う通り、塩とミネラルがあれば鹿は木の皮をむしったり、雪の上に乗ったりして木の葉を食べ、イノシシは急斜面の木の根を掘り返してミミズや虫、時には木の根そのものを食べたりして冬を越すことができるでしょう。

では今年のような大雪にあって、動物(特に子供)はどうのように塩を手に入れたのでしょうか?


答えは「融雪剤」なのではないかと思うんです[ひらめき]


雪が多く降る地域では、全国的に冬に毎年融雪剤を道路に撒きます。

そしてその融雪剤の中でも塩化ナトリウムは、気温が-21度までなら、塩化カルシウムや塩化マグネシウムに負けない融雪能力を持ち、保存も簡単で、値段も格段に安く、安全に取り扱いもしやすいというたくさんの利点があります。

そのため現在融雪剤の75%はなんと塩化ナトリウム、つまり「塩」そのものなのです。


人が撒いた塩やカルシウム、マグネシウムは雪が嘗めごろに薄めてくれますし、塩辛ければ雪を嘗めれば良い。人が除雪をしてくれた道路は、雪深い山の尾根や谷を渡るより段違いに早く安全に移動できます(車に撥ねられる危険はありますが・・)。

このようにして鹿もイノシシも競争相手が居ないユートピアを目指し、元気よく各地に広がって行ったのではないでしょうか。


「何らかの理由で、エサが豊富になったため鹿やイノシシが増えすぎ、人里近くや今まで居なかった能登方面にも押し出されてきた」

というより

「冬に撒かれる塩分を求めて、鹿やイノシシが道路に出てきた。塩を嘗めながら動物たちは除雪された道路づたいに拡散して、人が少なくなった新しい山に住み着いた。そこには放置された林など、エサは豊富にあったため順調に数を増やした。その地域の塩場が貧弱でも、冬場の塩分が道路で確保されるため、人里に近いところに出没するようになる。そのことは人が危険にさらされたり、農作物被害をもたらすが、同時に比較的人里近くに罠を設置しても捕獲できるようになったため、狩猟頭数は増えた。しかしながら、以前なら冬場に衰弱死した動物が死ななくなったことによる数の増加や、生息地の拡大をを抑えることはできないでいる・・・」

という感じでしょうか。


雪が降る地域の人の安全な移動や物流を、何とか効率よく安価に確保しようと工夫した結果とはいえ、このことが野生動物の数のコントロールを崩してしまうという一面があるとしたら・・・


「あ~~、何てことを・・・」

というより

「も~~、どうすりゃいいの?・・・」

ですね[ふらふら]



今回のトピックの確認や参考にした資料は、国土交通省、農林水産省、環境省のHPから誰でも閲覧、ダウンロードできますよ[わーい(嬉しい顔)]



イノシシ.JPG

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共通テーマ:日記・雑感

鹿やイノシシ、なぜ増える??2 [あ~~、何てことを]

前回の続きです。


前回ご紹介したイノシシなどが増えた理由ですが、考えてみるとどれも決め手に欠けるようです。

積雪量の減少については、積雪量が少なくなってきたのは昭和50年代くらいからで、基本的に暖冬が続いています。

それでも56豪雪と言われる積雪量が多い時があり、平成10年ころにも大雪がありました。

国道8号線の固まった雪のわだちがすごかったことや、友人が雪が酷くて羽咋の自宅まで帰れず、金沢にある親戚の家に泊めてもらったと言ってたことを思い出します。

つまり基本的には暖冬だけども、時々大雪に見舞われるという傾向は、(報道のされ方が与える印象はともかく)最近のことではないということです。

気候があまり変化していないなら、山の動物たちの食べ物の量もあまり変わりはないと考えられます。

過疎化による生息地域の拡大もありそうですが、もともと国土の多くが山林であるので、その中に点在する過疎化した村落が増えることで、どれだけ生息数を増やせるか・・・

また、狩猟者数は確かに減っているという理由も分かりやすいですが、残っているみんなが頑張ってくれているためなのか、実は狩猟頭数は年々増えているんです。

ですからこれは理由にならないですよね。

捕獲規制の遅れは、個体数の増加を受けて対応するものであって、増加の理由にはなりませんし・・・


こんなふうに考えてみると、鹿やイノシシの数が増えた答えとするにはどれも弱い。

そのためHPなどでも正直に「理由はよく分からない」と書かれている。

ある意味誠実な書き方だと思います。


ここで突然話はそれますが、僕たちは活動すると汗をかきます。

特にこれから暑い季節になると、水分だけではなく塩分をはじめとするミネラルが汗(水分)とともに失われます。

塩やミネラルが足りなくなると筋肉がうまく動かなくなり、痙攣を起こすことがあります。

水分の不足は熱中症を起こし、最悪の場合は命に関わることにもなります。


僕が気づいたのはこのことなんです[ひらめき]


3へ続く・・・





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鹿やイノシシ、なぜ増える??1 [あ~~、何てことを]

今日は~^^

今回は新たな気づきがありましたので、書いてみようかと。


 近年、というより10年くらい前からここ金沢でも、イノシシが増えたことによって農作物が被害を受けたり、住宅地で発見されて駆除されたり、山沿いで鹿の被害やサルの増加などのニュースが聞かれるようになりましたね~

しかも今まで居なかった能登方面にもイノシシが出るようになり、皆さんお困りのようです。

恐らく増えすぎて居場所が狭くなったために、段々と能登の方まで押し出されてるようになったのでしょう。

しかし不思議ですよね??

なぜ居場所が無くて押し出されるほどに、イノシシは増えることが出来たのでしょう?[がく~(落胆した顔)]

野生のイノシシが数が増えても餓死しないで増えるためには、それ相応の量のエサが必要ですよね。

僕にはそれが何なのかが、不思議でならなかったんですよ~[あせあせ(飛び散る汗)]

それで先日少し調べてみました。

今、言われている説としては

○温暖化で冬場の積雪量が減り、エサが比較的取りやすくなった(出ました!こんなところにも地球温暖化説)

○狩猟者の減少と高齢化が進むことで、狩猟頭数が減ってしまった。

○人と共に天敵だったオオカミがいなくなったため、山奥の鹿やイノシシの数が増えてしまい、人里に押し出された。

○過疎などにより耕作放棄地が増え、それが動物たちの生存適地になってしまった。

○生息数が回復してきていたのに、捕獲規制を適時改めなかったために増えすぎてしまった。

(以上環境省のHPより)

などが考えられていますが、どうもハッキリとは分からないようです。


・・・ところがですね。僕、気がついてしまったんです[ひらめき]


続きは次回[手(チョキ)]



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新しい生理学 ー冷やしちゃダメ~!ー [身体のこと]


みなさんこんにちは~♪


大変ご無沙汰したこのブログ。

しかしながら、この記事だけは上げさせていただき、

なんらかの間違いでこのブログに迷い込んでしまった・・・

という人だけにでも知っていただきたいと思うようなことがありました。


と言いますのも、僕たちのところに時々に送られてきます季刊誌、

日本柔道整復師会の広報誌「Feel!Go!」の中に

生理学者で札幌医科大学の医学部教授であり、何冊かの著書もだされている

医学博士當瀬規嗣先生(とうせ・のりつぐ)のご講演の抄録が掲載されていました。


その内容を簡単に言うと、なんと・・!

「これまでのスポーツ生理学において、これが正しい、常識だとしていたことの

いくつかは最新の研究で否定された。結果として間違いを教えていたことについて

お詫びをします」

というものです。

医学博士である人が、講演の中でお詫びをする・・・

本当にビックリしました[がく~(落胆した顔)]


しかしその道の探求者として、またそれを教える立場の人として

研究を進めていく中で、以前の考えが間違っているとハッキリ分かったら、

素直にそれを認め、より正しいことを伝えるという誠実さに

僕は感銘を受けました。


そしてこれまでの何が間違いで、どう考えるのが正しいのかについてですが、

乳酸は疲労物質ではない

・したがって筋肉痛の原因は乳酸ではない。

・トレーニング直後には、流の改善が重要

・したがって冷やすことは間違い


などなど・・・・


「冷やすことは間違いで、温めた方が早く回復する」

という事は、僕が日頃から患者さんにお伝え続けてきたことの一つ。

ただ僕は科学的、医学的なデータをお見せすることができないので、

みなさんに早く回復してもらうことで証明するしかなかった。

ですが今回の記事により、少なくとも最先端の研究をしている方にとって、

「患部を冷やすこと」は、ご自分のプライドを捨てても訂正しなければならない

大きな間違いだったという事なのだと思います。


このことが世間の一般常識になるまでには、

おそらく10年以上は掛かると思いますが、このブログを読むことにより、

気がついてくれる方が少しでも増えてくれればいいな~と思います。[わーい(嬉しい顔)]


記事を読みたい方は、リンクを張っておきますので覗いてみてくださいね♪








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お盆のお休み

こんにちは[わーい(嬉しい顔)]

大変遅くなりましたが、今年のお盆のお休みをお知らせします。

 8月14日(金)15日(土)、翌日曜もお休みです。

よろしくお願いいたします~[グッド(上向き矢印)]


マイベストプロ石川って知ってます? [ちょっとうれしい]

あれは良く晴れた5月のある日・・・

「MRO放送でお馴染みの、マイベストプロ石川に記事を載せませんか?」との問い合わせが来ました。

別にお馴染み・・・でもないのですが、僕もテレビコマーシャルは時々目にします。

そこでお話を聞かせて貰っているうちに、褒められておだてられてヨイショしまくられて・・・・

気がついたら載せてました[わーい(嬉しい顔)]

僕はまだ確認していませんが、6月の初めころからTVに僕の写真が映ってるそうです。

気付いたら教えてくださいね~[手(チョキ)]


ゴールデンウウィークの受付

みな様お元気でお過ごしでしょうか?^^;

このブログ、更新せずにはや4年・・・[がく~(落胆した顔)]

患者さんのTさんから、今年のGWはカレンダー通りですか?と聞かれて「いつも通り壁に張り出しましたよ」と答えたところ、ホームページには載せてくれた方が便利なんですけど・・とのお答え。

実は僕のホームページは姪が管理してくれているのですが、彼女も社会人になったので変更や記事の追加をお願いするのはちょっと気が引けるな~、と遠慮していました。

そのことを伝えると「ブログに乗せるなら先生でも出来るのでは?」と言われました。

そうか、その手があったか[ひらめき]

でパスワードを控えたメモを引っ張り出してここにお知らせを書くことにしました^^

今年のGWはですね・・

4月29日(水・祝)営業、5月3日(日)4日(月・祝)お休み、5日(火・祝)6日(水・祝)営業。

いずれも午前中は平常通り、午後は2:30~18:00までです(普段の土曜日と同じ)

ご注意していただきたいのは、5月1日(金)は平日ですが、夜に講習会があるので、この日も18:00までの受付ですので予めご了承くださいね~[わーい(嬉しい顔)]

使っていなかったブログ・・・

記事も書かなければなんですが、こういう使い方もあったんですね。

Tさん、ありがとうございました[手(チョキ)]


見えないギブスその3 日常生活編 [身体のこと]

さてさて、今回は間を置かずに書いてみました。実はブログと言うものは、「下書き」というものがあって、一度に書かなくてもそこに書いておいて、完成したら投稿するという機能があることに最近気がつきまして・・・どんだけアナログなのか^^;   でもこれで一度に時間が取れなくても、ちょこちょこ書いていけます[手(チョキ)]

初回に書かせてもらいました「見えないギブス」ですが、前回は「見えないギブスのようなもの」に変化しています。気が付いていました??[猫]で、今回は「気付かない身体のクセ」に変化します。う~ん、なんとも良く考えられたシリーズですね~(自分で言うな~~[ふらふら]

前回は痛みの為に自然と身に付いてしまった軽い軽いビッコのクセが「見えないギブスのようなもの」を気付かないうちに身体に付けてしまい、意識的に身体を動かす、あるいは一生懸命スポーツをしている時はそのクセは現れないと書きました。思い当たる所はありますか?思い当たった人には、今回の話の意図が、もうお分かりだと思います。

早速書いてしまいましょう。自分では気が付かないうちに身に付いてしまった「気付かない身体のクセ」=「見えないギブスのようなもの」は恐らく殆どの方にあると思います。例えば僕は右脚を上にして脚を組むクセがあります。そして左脚を上にして組むとバランスが悪く、違和感を感じます。片脚を上にして組む事は、どう考えても身体にゆがみを作る姿勢なのですが、僕自身は全然そんなことを感じていません。でも、逆に左脚を上にして脚を組むと途端にアンバランスな違和感を感じて、その姿勢を維持するのに少々頑張らなければなりません。頑張らなければならない、という事は、左脚を組むときに「無理が掛かる」=「どこか固まっている所を引っ張っている」という事ですね[ちっ(怒った顔)]

例えば女性の場合、横座りをする人が多くおいでます。でも逆の横座りをすると、キツく感じたり、その姿勢を維持しようとすると手で支えなければ出来なかったりします。男性の場合は運転中に肘掛に左肘を乗せて、右脚はアクセルとブレーキを使うために伸ばし気味にして、逆に左脚を少し引き気味にして、身体を重心を左側に傾けて運転する人が多いです。昔の車には「クラッチ」があり、このような姿勢を取っていると運転しにくいのでそうでもなかったと思うのですが、今の車はAT車が多いので、たいていの車は肘掛が付いています。それに肘を乗せると自然に上記のような姿勢になります。僕も気が付くとこんな姿勢を取っています[がく~(落胆した顔)]でもこうなると、左股関節、左膝、左足首、左肘と肩に「姿勢のクセ」が付かない訳がありません。身体全体も少し左に捩じれています。

この他にも、多くの人が毎日繰り返し比較的長時間している姿勢によって、気付かない内に身体にクセをつけている事が多く、僕はこれらがすべての痛みの原因ではないにしても、無意識でする日常の中の、何でもない動作で痛みを出してしまうケースは、こう言う「気が付かない身体のクセ」=「見えないギブスのようなもの」が引き起こすものが多々あると思います。いつもと同じように歯を磨いたあとに、うがいをしてギックリ腰になるとか、ちょっと後ろに腕を伸ばして物を取ろうとした時に腕に激痛が走った、なんて場合はこれだと思いますよ[犬]

そんな風に見てみると、前回足首の捻挫を例に書かせて貰ったように、身体に「見えないギブスのようなもの」を付けていると、患部の回復が遅くなるわけですから、一番良いのは身体のクセを作らない事なのですけど、なにせ「気が付かない」訳ですから、なかなか予防が出来ません[ふらふら]

だからせめて僕は、痛くなったら早く治すために身体の「見えないギブスのようなもの」を見つけて、それを作ってしまう姿勢を思い巡らし、患者さんと話をして、思い当たることがあればそれをなるべく控えて貰うようにしています。

これだけでも結構早く治りますよ[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)][わーい(嬉しい顔)]


見えないギブスその2 捻挫編 [身体のこと]

あ〜またまたブログをサボってしまった^^;

暑いとやはり・・・ってまたまた言い訳を・・・

気を取り直して6月の続きを、っと。

さて、前回、骨折とギブス固定について簡単に書いてみました。簡単に言うと、ギブスは便利ですが、固定している間に関節が硬くなってリハビリに時間が掛かるよ、って事です。ちょっと簡単すぎるか[ふらふら]

で、今回は捻挫編です。

捻挫は「関節の生理的な可動域を越えて、その後元に戻ったもの」と書きました。ですから骨折や脱臼に比べると重症度は低いことが一般的です。しかし、可動域を越えた時に靭帯を切ってしまったり、周辺の神経や血管にダメージを与えてしまうこともあります。こうなると捻挫と侮ってはいけません。やはりギブスで固定することになります。でも、この事については前回とダブリますので今回は省きます[わーい(嬉しい顔)]

今回僕が書きたいと思っていることは、ギブスなんか必要のない捻挫についてです。一般に捻挫だと受傷した直後から腫れが出て、痛みもあり、ちょっとキツイものだと翌日に内出血なんかが起きます。例えば足首や膝を捻挫すると、たいていの場合はビッコを引いて歩く羽目になります。

ど〜してビッコになるのか?というか、ビッコはどうやって歩くことを言うのか?足首が痛いとまず踵を地面に着けなくなります。かと言って、つま先立ちをするには足首を曲げなければ出来ません。でも痛くて曲がりません[ちっ(怒った顔)]では膝をうまく使えば歩けるか?これも上手くいきません。膝は後ろに曲げることしか出来ないので、足首を固定して膝を曲げると後ろにしか脚を曲げれません。これでは前に進めない。[がく~(落胆した顔)]そこで股関節を使います。股関節を使って前に脚を上げて膝を曲げてみます。すると足は前に出ますが、持ち上がってます。身体を前に倒すようにしてドシン!と降ろせば前に進みますが、その衝撃が痛めた足首に響くためにとっても痛くてこれもダメです。[ふらふら]

結局膝を真っ直ぐに近い軽く曲げた状態で、股関節を支点にして脚全体を振り子のように前に振り出す歩き方が、一番足首に負担が架かりません。足首を動かさないで大腿の筋肉を緊張させて膝を固定して、脚全体を股関節を使い、振り回すようにして歩く。これが「ビッコ」です。変な歩き方で脚も疲れますが、歩けないよりマシです[猫]

さて、この歩き方と筋肉の使い方、どこかに書きましたよね。

そう、ギブスを足首にしたときと同じ筋肉の使い方です[ひらめき]つまり捻挫の場合も「見えないギブス」を着けて歩いている訳です。ギブスを着けていると大腿や股関節が硬くなるので、それらも緩めていかないと治りが遅くなる事は前回書きました。ですから捻挫の場合もそこを考えて治療しないと早く治らないという事になりますね[わーい(嬉しい顔)]

でもね、捻挫には一つ落とし穴があります。

ギブスを着けなくてはならない骨折や酷い捻挫の場合は、普通リハビリもきちんと患者さんはしてくれます。しかしそんなに酷くない捻挫ごときは、歩くことが出来るようになるとスポーツや仕事にすぐに復帰しようとします。まだ完全には治ってないと少し痛みがぶり返します。すると軽いビッコで家路につくことになります。そして次の朝少しマシになっていると、また仕事やスポーツをします。まあ、何とか出来るのでやりたい気持ちは良く分かります。何時までも休んでいてレギュラーから外されたりしたくないですもんね[犬]

しかし、そうこうしている内に「ビッコ」が習慣になってしまうのです。もちろん軽いビッコですよ。歩いたり、階段を上り下りしている位では痛みは感じません。やや違和感くらいは感じる人もいると思います。また、厄介なことに一生懸命身体を動かしている時はこのビッコの習慣は出てきません。でも無意識に歩いている時は必ずビッコになっています。これが「落とし穴」です。

良く捻挫はクセになりやすいからキチンと治した方が良いと言います。でも通常は足首なら足首の「痛みが完全に無くなるまでは治療しなさい」という事だと受け止められていると思います。だけどこの軽い軽いビッコのクセも治してしまわないと、傷めた方の脚全体はビッコの為に、痛めていない脚とアンバランスな動きのままで、通常は動きが硬い方(以前に痛めた側)の足首が不意に、何でもない無意識の動きで捻挫してしまうことになります。これが「クセ」です。捻挫をした関節に捻挫癖が付いた訳ではないのです。動きが硬いアンバランスさが残ってしまう事が問題なのです[がく~(落胆した顔)]

足首が完全に痛みを感じなくなるまで治療をしたとしても、動きのアンバランスが解消されないとクセは残ります。初めはスポーツの途中で無理な動きがあって捻挫をしたのに、2回目以降は何でもないただ歩いているとか、走っているとか、何でもない段差につまずいて捻挫をするというのは、かつて痛めた関節を庇うためにビッコを引く事によって、硬い筋肉を作り、その結果「見えないギブスのようなもの」をあちこちに作ってしまい、それが外れていないからなのです[猫]

では、「見えないギブスのようなもの」はどうやって外すか?

治療中ならそれを作らないように、予め硬くなりそうな筋肉を患部と一緒に緩めておく事です。クセになってしまった捻挫の場合のそれらをどうやって外すか・・・

・・・・それは企業秘密です[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]


夏を乗り越える3種の神器 [ちょっとうれしい]

今年の夏は熱くなるのでしょうか?特に今年は節電を心がける必要がありそうなので、去年の夏の地獄の釜のフタが空いたような暑さになったら大変だな〜〜。[ちっ(怒った顔)]

僕のお店は東、南、西に建物が無く、日当たりはこれ以上望むことが出来ないくらい良好で、GWを過ぎた頃に窓には簾を取り付けるので、玄関を開けておくと、どの方向からか爽やかな風が入ってくるので気持ち良いのですが、30℃を越えるとサスガにクーラーが必要になります。

去年は朝、昼、夕方と一日3回は建物自体に水を掛けていました。そうすると約1時間位はクーラーの効きが、かなり違いました。やっぱりお日様に全方向からさらされると仕方ないですよね~。それで去年の暑さで参りながら「ん~、来年はグリーンカーテンでもしてみるか」と企んでいました。

で、今朝電気屋さんに針金で屋根からネットを取り付けて貰い、朝顔のプランターをセット出来ました。これからドンドン伸びて貰って、頑張って影を作ってくれるでしょう[わーい(嬉しい顔)]110706_1147081.jpg

ついでに待合室に扇風機も取り付けました。110706_1146181.jpg「簾」「扇風機」「グリーンカーテン」3種の神器が揃って、今年は暑さ対策万全です。110706_1146491.jpg

ど~んと来い、夏![晴れ][晴れ][晴れ][わーい(嬉しい顔)]

でも暑すぎるのはやっぱり勘弁して欲しいです[ふらふら]

 


見えないギプスその1 骨折編 [身体のこと]

え〜、今回は感覚的なお話で、少し難しいかもしれません^^;

常日頃、捻挫の患者さんが来られます。足首、膝、手首、肘、手の指。およそ関節のある所は捻挫の原因箇所になります。そもそも捻挫の定義は「関節が外力等により生理的可動域を越えて、その後もとの位置に戻る時に起こす周囲の損傷」を言いますから当たり前ですけど。

[ふらふら]そして、「関節の生理的可動域を越えたままの状態」を脱臼と言います。

骨折しちゃうとギプスをするのは、昔から一般的に用いられていて、時々足の骨折でギプスを着けて松葉杖を使う人や、手の骨折で手首を動かないようにギプスで固定したり、三角巾で腕を吊っている人を見ますね。

ギプスをすると患部を動かさないので、折れた骨の両端が近い位置で安定するために、骨がくっ付くために出てくるセメントのようなもの(仮骨と言います)がその隙間を埋め易く、埋めた後に固まりやすいので有利なのです。この仮骨という物は、後々吸収されて消えて本来の骨の組織に置き換えられて行きますが、その時もなるべく少ない方が吸収と置き換えの期間が短かくて済みます。

骨折の仕方によっては手術で金具固定をして、ギプスをしない場合もあります。これは折れてトンでもない方向に骨がズレている時や、重力や体重が掛かったりした場合にギプスをしてもギプスの中でまたズレてしまいそうな時にお医者さんがしてくれます。また何故か骨にはくっ付き難い部分があり、そんな所で折れると、セメントが充分出て硬化するためには時間が掛かるので、その間をずっとギプスをして固定していると一緒に固定する周辺の間接がカチカチになって、骨がくっ付いた後のリハビリに相当な苦痛と期間が掛かるので、そういう場合も手術をした方が良いです。

その判断はお医者さんがしてくれます。手術をして金具固定をすると、早期にリハビリを開始できたり、傷口が塞がるとお風呂にも入れますのでギプスのように患部の皮膚が痒くなりません。夏場にギプスをすると結構中が痒くなって、患者さんは30センチ物差しなんかを隙間から入れて、痒い所をなんとか掻いたりしています^^

ギプスをして仮骨が安定するとギプスの中の患部に痛みはありません。でも、まだ気を抜いてはいけません。一見(見えないけど^^;)元に戻っているようですが強度がまだまだ足りない。やはり時期が来ないと外せません。そういう訳でギプス固定は、手術や入院が必要ないというメリットは大きいですけど、思ったより、特に患者さんからすると痛みが軽くなってから外すまでの期間が長く感じられて、早く外して欲しいとよく言われます。しかし、これは我慢のしどころです。外しても心配要らない強度になっていると思われ、且つなるべく早くギプスを除去するように心掛けています。

そうして我慢の末、晴れてギプスを外します。長い間直接空気に触れていなかった皮膚に風が当たると、とても爽快です。お風呂に入ると驚くほど垢が出ますが、皮膚の角質バリアは弱くなっているので、垢すりは程々にした方が良いです。後で「因幡の白うさぎ」になりますよ[わーい(嬉しい顔)]

ギブスを外すと例えば足首なら、まるでギプスを足首に付けているように固まっています。無理もありません。何週間かその状態で「固めて」いたのですから。歩き方もギプスを付けていた時とほとんど同じようにビッコを引いて歩きます。まるで「見えないギプス」を付けているようです。

この場合、足首、膝はもちろん固くなって伸び縮が悪くなっていることは誰でも分かる事ですが、脚全体を持ち上げてビッコで歩くために使っていた、太ももの前側の筋肉も結構カチカチで、さらにこの緊張が股関節を固めてしまっていることになかなか気が付きません。足首だけを柔らかくしたり、弱った膝を曲げ伸ばしする太ももの筋肉を鍛えるだけではなく、股関節の柔軟性を取り戻してあげないと上手に滑らかに歩くことは出来ません。

僕はこのことを知っているので、ギプスを付けている時から股関節の柔軟性をキープするように心掛けています。ギプスを付けたままでも、意外と股関節の柔軟性は確保出来るものです。これがギプスを外してから、普通に生活できるまでの期間の短縮に大いに効いてきます。

もし残念にも自分や知り合いが骨折をしてギプスになったら、ギプスをしていない関節をゆるゆるにしておくようにアドバイスしてあげてください。もちろんギプスをして最低限寝ているときの痛みがなくなってからですけどね[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

 

 

 

 


足し算くらいしてから放送して欲しい [あ~~、何てことを]

今朝のテレビを見てとても驚きました。

それは東京の放射能の測定値が発表されたというニュースの中で、一番高い数値を測定した葛飾区の数値の解説の部分です。葛飾区では0.2マイクロシーベルトを観測しました。これは年間被爆量に換算すると1.75シーベルトに相当します。なるほど。うんうんそうなんだ。

問題はこの次。「日本の自然放射線の、一年間の平均被爆量は2.4シーベルトだから、それよりも低い数値で、直ちに人体に影響のある数値ではない。」というコメントが、フィリップ(分かりやすく図式化したボード)と共に放送されていました。

ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待て〜〜〜ぃ!!

葛飾区の人は原発から飛んでくる放射能の被爆をしても、自然放射線を避ける訓練をしているとでもいうつもりか・・・・。普通に考えると「自然放射線は2.4シーベルトですからこれを足すと、年間4.15シーベルトの被爆になります。」と報道するのが正解だと思います。付け加えるなら「お子さんの放射線量の被爆感受性を考慮すると、3倍した12シーベルト相当になる可能性もある。」と言わなければイカンでしょう。

しかし、放射線と言っても何時も名前が出てくるのはセシウムとヨウ素だけ。ストロンチウム、プルトニウム等、他のモノは測らないのかな??

ちゃんとして欲しいなあ〜〜[ふらふら][ふらふら]

 


オーディオを替えました♫ [ちょっとうれしい]

接骨院のオーディオをついに替えました。

実はだいぶ前からCDラジカセがCDを読み込めなくなり、ずっとラジオだけにしていました[ふらふら]まあ、これはこれで身近な情報や、震災の時等のニュースを聞けるので良かったのですが、やっぱり若者である僕にはちょっと寂しい。10年頑張ってくれました。合掌。

それでちょこちょこ調べていると最近のオーディオは凄いですね〜[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]USBメモリにコピーして、それを差し込んでおけば、一日中どんだけでも音楽が聞ける。CD交換の手間も要らない。しかもしかも、この方法ならもし、CDを読まなくなっても大丈夫。地震が来ても音飛びの心配ゼロ。また、SDカードを使う機種もある。便利になりましたね。

結局ヤフオクでUSB、SDカードの両方が使えるものをGET[exclamation×2]KENWOODのナントカ77っていう機種です。送料込で18300円。

 お〜〜俺ってお買い物上手だぜ〜〜[exclamation×2][グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]

それからせっせとGEOとTSUTAYAに通ってUSB一本出来ました。鳴らしてみるとそれはそれは素敵な音楽が・・・。やはりラジカセとは比べ物になりません[手(チョキ)]調子に乗ってスピーカーを置く位置にもこだわり、付属品では届かないので、スピーカーケーブルを買いにジョーシンへGO!ちゃちゃっと繋いでセッティング完了。新型です。良い仕事します。

「う〜〜ん。素晴らしい音質だ。」

一人で悦に入って居ます[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

約2万円の投資で、お店のグレードが一つ上がった感じです。

 


冷やすか?温めるか? [身体のこと]

それでもあります。冷却小道具捻挫などをした時に「冷やすのか、暖めた方が良いのか?」

これは良く患者さんに聞かれます。これって簡単なようだけど実は本当に難しい。炎症を起こしている訳ですから「冷やす」のが正解のようですけど、一方で身体の回復にはお風呂等に入って「温める」方が良い事も、これまた常識。

一般には、受傷してすぐは「冷やし」て、時間が経てば「温める」と理解されていると思います。もちろん、概ねこれが正解。ではどの位の温度で冷やせば、またどの位の時間を冷やすのがベストなのか?温める事に切り替えるタイミングはいつか?これがなかなか悩ましい[ふらふら]

まず、アイスパック(-4~7℃くらいかな)で直接患部を冷やすとどうなるか予想をします。これは炎症を起こして、ひょっとすると内出血をしている患部の血管を冷やすことで収縮させて血管外、かつ体内に漏れ出るのを押さえてくれそうです。つまり「腫れる」事を最低限で食い止めてくれる事を期待出来ます。同時に患部を強く冷やすと、痛みを感じる神経を一時的に鈍感にしてくれるので、強い痛みから、ある程度解放してくれます。これらは良い点ですね。

でもこの方法、ちょっとマズイ点もあるのではないかと思います。

患部を冷やし過ぎると、組織が壊れて行きそうになるので、身体は何とか血液を流して組織の温度の「回復」を図ろうとするはずです。何でもないところに冷たい氷を押し当てて、それを外すと赤く皮膚が変色していたり、しばらくすると赤く変色して来たりします。冷やされた皮膚下の毛細血管は周りの皮膚下以上に毛細血管が広がって、血流が多くなっていると考えられます。そう考えると痛みの除去の点で見ても、アイスパックを外すと痛みは冷やす前より増す事も考えられる訳です。

では反対に、いきなり温める事はどうか?これも悩ましい。確かに旅行先で歩き回って足が痛くなった、何ていう時は宿泊先の温泉に浸かると、スーっと痛みが消えて行くように感じます。お湯の中に溶け出していくようです。しかし、何となく痛いくらいなら良いのですが、軽い肉離れのようなものを起こしていたり、元々膝に軽い関節炎を持っていて、それが旅先で歩き過ぎることによって悪化しているとしたらどうでしょう?ちょっと難問です。温泉に入ってからシップで冷やす?でもこれって矛と盾では・・・[ふらふら][ふらふら][ふらふら]

ここで僕の独断と偏見です^^;

まず捻挫で痛みが強い場合は氷水のバッグですぐに冷やす。足首や膝の捻挫では、皮下の極浅い所を痛めますのでアイシングは有効です。靭帯断裂や骨折の場合はすぐに腫れて来て分かりますから、腫れが出切るまで冷やす。腫れが大きくならなくなれば、内部の毛細血管などからの漏れが止まったと考えられますから氷水で冷やすのは中止。その後は常温の水をタオル等に含ませて患部を軽く圧迫しておく。これは一日くらい続ける。その後は冷やさなくても良し。次の日は毛細血管の修復が行なわれているでしょうから、大事を取って何もしない。そして2日後からは温めるのが良いと思います。

良く野球のピッチャーが、試合が終わると肩をアイシングしていますね。でも僕はあんまり有効では無いと考えています。もし内部の筋肉が炎症を起こしているとしたら、アイシングは皮膚のすぐ下の温度しか調整できないので効かないと思います。特に投球チャンスが無かった控えのピッチャーが痛みを感じていないのにアイシングをするのは、その後の疲労回復を考えると「損なこと」だと思います。運動することによって産生された熱を放出する目的なら、濡らしたタオルで充分だと思います。


大変珍しい患者(?)さん [ちょっとうれしい]

先日、とても珍しい、というか初めての患者(?)さんが来られました。

なんと!ワンちゃん、DOG、お犬様~~!もちろん、一人で保険証を持って・・・ではなくて、僕の友人の飼い犬のミニチュアダックスです[わーい(嬉しい顔)]歩けないワンちゃん

友人によると、突然「キャン!」と鳴いたきり、後ろ足と尻尾を動かさなくなり、慌てて獣医さんの所に駆け込んだら、腰の椎間板ヘルニアかもしれないと言われたそうです。ただ、確定診断のためにMRIを撮ると数万円、手術となると二十数万円掛かると言われ、可愛いこの子の為ならとも考えたが、やはり両方で30万円はとても懐に痛いので、ダメ元で連れて来たという訳で・・・・   おいおい・・・[ふらふら]

まあ、取り合えず出来ることをして見ました。

一日目は脚を引っ込めるようになり、二回目は脚をバタバタさせるようになり、3回目で歩けるようになり尻尾も振るようになったので後は様子を見ることにしました。

一週間後、友人が突然報告に来ました。「もしや車椅子になったのでは・・・」と少しドキドキしました[がく~(落胆した顔)]

が、結果は「普通に歩いて散歩も出来るし、ソファに飛び乗れるようになった。散歩中ほかの犬に吠えられると逃げる時に足がもつれるみたいやけど、ま、それは元々そうだったし。ま~結果良好やわ~、ありがとね~~[exclamation×2][るんるん][わーい(嬉しい顔)]」って事でした。

やった!俺って凄いかも[わーい(嬉しい顔)]

今回は僕も抱っこしたり、撫でた事のある犬なので大人しくしてくれていたのか、それとも痛みがあるときの動物の本能なのか、もっと暴れるかなと思っていたワンちゃんが、思いの他じっと施術を受けてくれたのが意外でした。

ん~~。イケるかも。脊椎動物、どんと来~~い[グッド(上向き矢印)][わーい(嬉しい顔)]   (たまたまだってば・・・  苦笑)


突然の来訪者  そ~と~ビックリしました。 [ちょっとうれしい]

先週の土曜日。

昼過ぎに電話が鳴りました。

「もしもし?神戸の○○ですけど」

「・・・え?」

「神戸の○○です」

「・・・もしかして○○?」

「そう、今前に来ているから出て来て」

「ええ!!、今???」

飛び出てみると・・・

二十年経ってもそのまんまでした。

間違いなく彼でした[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

彼とは約20年前、アメリカのキャンプ場で出会って、北米の一部、メキシコ等を色々悪さをしながら一緒に走ったものです。日本に帰って来てから一度だけ会いましたが、その後震災もあって以後音信不通に。彼も色々あって、現在は名古屋に住んでいるそうです。

最近は落ち着いて、インターネットで僕を探して尋ねて来てくれたそうです。

しかもバリバリのカスタムハーレーに乗ってるし[グッド(上向き矢印)][がく~(落胆した顔)]

しっかし、全然変わっていなかった。コッチは当時より15キロ増してしまいましたけど・・・

だけどハートはあの日のままだぜ[exclamation×2]何時かまた一緒にどこかへ走りに行こうと約束しました[わーい(嬉しい顔)]

(良いのかな~~[ちっ(怒った顔)][ふらふら]

しばし懐かしんだら、彼は千里浜目指してあっと言う間に、また「風」になって行きました。

う~ん、根っからの「ドリフター(放浪者)」やな~

知っている人は知っているのですけど。僕の接骨院の診療中の看板の裏は

「本日の診療は終わりました。ただいま放浪中」と書いてあるのですけど、その内に本当に暫く放浪しているかもしれません。そん時はゴメンネ[るんるん][わーい(嬉しい顔)]

 


これからちょこっと身体のことも書きます。 [身体のこと]

え~っと、今まで僕は医学的なことに付いてなるべく書かないようにしていました。[ふらふら]

何故かと言うと、体に関することには諸説色々あるのが普通で、どれが絶対に正しいとか、絶対間違いが無いなんてものは中々判断が難しい。年齢、性別、体重、生活スタイル、食生活、ストレス、今までに掛かった病気や古いケガの影響、住んでいる地域など等の「個人差」と呼ばれるものが確かにあり、とてもじゃないが一括りに語れないので文章にするのを躊躇っていました。というか、文章にして、僕が書いたものを読んだ人が実践して不都合があるとイヤだな~、という思いがありました。

でも昨今、雑誌やTVでさまざまな健康に関する記事や企画が沢山あり、受け取る方も、僕も含めて一つの意見、事柄として受け止め、もし自分の症状と合わなければ、受診しようかな、という手助けにもなっているようです[わーい(嬉しい顔)]

そこでこれからは、少し僕の身体に関する考えを書いて行きたいと思います。

これを読む事によって、少しでも皆さんがご自分の身体に関心を持ってくれて、快適な生活をして行く一助になれば望外の喜びです。また書く事によって、僕の頭の整理にもなりますからね[ひらめき][ひらめき]


風評被害と正しい判断のあいだ [あ~~、何てことを]

またまた長らくお休みしてしまった(^^;

何となく明るい話題のブログが書けそうも無く、お休みしていました。(実は震災の一ヶ月前から書いていないので、単なる良い訳ですけど・・(^^;)

しかし、放射能ってヤツは厄介なもので、黄砂みたいに風に乗って散らばって行くのだけども、色が無いので何処に落ちたか分からない。どれだけ落ちたかも分からない。本当は福島や近隣の都市でも、測れば分かるのだけど、測って大きな数字が出ると怖いので、なかなか測ってくれない。

ヨウ素とセシウムは測ってくれるけど、ストロンチウム、プルトニウムは測っていない。僕はこれは大変マズイ事だと思います。やっぱり測れる道具があって、それを使える人員も居るのだから、出来るだけ沢山測って、それらが良くない状況を作っているのか、改善されて住むのに適して来たのかを、ちゃんと皆に教えてあげるのが良いと思います。

それらが分からないから色々憶測を呼び、いわゆる「風評」を生んでいるのだと思います。

今の様子ですと、申し訳ないけど、福島、茨木、宮城の農作物は僕は食べません。もしそれしかなくても娘には絶対食べさせません。輸入された食品か、地元産や西日本で摂れたものを食べさせます。

こう考えさせる事が「風評」であって、数値を公表して、正しい判断をさせた結果は風評ではありません。政府はどっちを「風評」と言っているのでしょう。

分からん(^^;

 

 


危うし相撲界! [あ~~、何てことを]

今日は、昨今ニュースを賑わせている相撲界の「八百長事件」についてちょっと。

お相撲さんは身体が大きいです。(当たり前か^^;)ですから、鍛えることが出来ない関節に大きな負担が掛かります。例えば膝には、体重の4~7倍の重量が掛かると言われていますので、お相撲さんの平均体重を120キロくらいと推定しても、体重約80キロ(推定)の僕と比べると160キロ~280キロ分余計に膝に負荷が掛かることになります。大人気だった小錦関は現役時代240キロありましたから、その場合は、え~っと、[ちっ(怒った顔)]・・・640キロ~1120キロ・・・なんと[exclamation][exclamation]1トン以上の余分な負荷が掛かります。また、幕内クラスのお相撲さんの、立会いでぶつかる衝撃は1トンを超えるそうです。そうすると・・・小錦関の膝には、時として2トン以上の負荷が掛かることになります[がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)]。(現実には足が少し後ろに滑ったりしてエネルギーはある程度相殺されるはずですが。)

こんな状況で、膝なんか治りっこ無い。僕が治療しても無理(例えが意味不明ですけど[ふらふら])。ですから小錦関は膝を痛めてから、かなり稽古や治療を頑張りましたが、なかなか思うような相撲が取れず、引退してしまいました。当時偶然、膝を痛めた取り組みをテレビで見ていました。痛そうでした。

普通の人(体重80キロはぎりぎりの線だと思います。ははは。。)でさえ膝に重症を負うと、スポーツの完全復帰にはリハビリを含めて3ヶ月を要すると思います。しかしお相撲さんは2ヶ月に一度、お給料の決まる「本場所」があり、その間にも巡業があり、その他色々な行事があり、それらをこなしながら治療をするしかありません。地方に行くと、いつもの信頼している先生の治療を、受ける事が出来ないこともあると思います。

身体が資本であるお相撲さんは、お互いにそれを判っていると思います。ですから不可抗力もあるとは思いますが、基本的には相手のケガをしているところを蹴ったり、脇で挟んで捻るなんて「はしたない事」はしないと思います[猫]。もし行なえば、それこそ「相撲道」に反し、見ている方も面白くないと思います。しかし、ある面では相撲は「力が全て、番付が全ての実力主義」であることも真実です。「相撲道」と「実力主義」、その間をバランスを取って、力一杯頑張っているのだと思います[犬]。そしてその一生懸命な姿、相手の弱みに付け込まないフェアな取り口に、お客さんは感動したり、力を貰ったりしながら、こちらも力一杯応援するのでしょう。その「相手の状況について多少の斟酌をする、フェアな精神」の延長線上に「八百長」が無くならない事情があるのだと思います。

何が言いたいかというと、もちろん、金銭で星を売り買いするのは悪い事で言語道断!ですが、あまりにも厳しい処分や、「相撲は勝負に真剣に行なわなければならない」が「相手の状況を一切斟酌してはイケナイ」等と世論の嵐が吹くようになると、「真剣勝負」が一人歩きをして、「勝ち負けだけの殺伐とした相撲」にならないかと心配になったのです。

怪我をしたらもう終わりだから、元気なうちに少しでも番付を上げようとすると、やはりライバルの弱点を突きたくなるのは人情です。「長く苦しんだケガから、努力で復活した」なんて力士は、もう出て来なくなるかもしれません。相手の弱みを攻めないで、それで負けたらそれを真摯に受け止める、という完璧な人格を、二十歳前後の若者に求めるのは酷だと思います。

僕は、マスコミの方々は相撲協会が設置する第三者会議の処分を含めた経過と結果を淡々と放送してくれれば良いなぁ、と願います。

今回は色々な方から、お叱りのコメントが来る予感が・・・(^^;

 


こいつはたまげた!追記 [温暖化なんて嘘っぱち]

先週ご紹介しました「オーラン君」の事を少し調べてみました。現在研究中で、色々秘密の部分もあるらしいので(当然といえば当然)、今の所あまり詳しい事は分かりませんでした。(専門的なことだと、書かれていても分からないのですが^^;)

でも、出来た油からガソリンはもちろん、ナフサ(化学製品の原料)軽油、灯油、ジェット燃料、船舶燃料等、精製すれば何でも出来る。原油に比べると、含まれている硫黄や酸素が無いので精製も楽ちん。抽出は絞るだけ。本当にほっぺたをつねってみたくなるような話です。

研究された渡邊先生がまた素晴らしい!2009年に沖縄で有望な藻類の株(こんな呼び方をするそうです)を見つけたよ~って、発表した時点で海外から「一緒に研究しませんか」とか「会社の重役として来て頂きたい」等という、色々なお誘いが有ったらしいのですが、渡邊先生は「これは日本の技術だけで研究を進めなければならない!」とご決心されて、一切お断りして、ごく最近まで自費に近い状態でご研究されて来たそうです。(今は国から予算が付いたらしい)すごいな~[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]

一緒に研究されていたお仲間、弟子たちも当然手弁当だったでしょう。こんな地道な努力が日本の将来を明るくしてくれるのかもしれません。蓮蓬さんに言って、ほんのチョットだけ余分に予算回して貰えると良いなあ[猫]

願わくば、研究チームの先生方の安全を確保して、身分を保証してあげて、安心して研究できる環境を作ってあげて、技術や知識が海外に漏れないように研究を完成させて欲しいものです。そして国際特許をキッチリ取って、研究者さん達の努力に報いてあげて欲しいと思います。

でも、それでも技術が漏れたり、特許を無視して勝手に真似するヤツ達が出てきたら・・・・VHSとベータのビデオ戦争の時のように、特許を公開してしまうのも一つの手かもしれませんね[わーい(嬉しい顔)]


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